玄米おにぎりの健康について

玄米おにぎりの健康について

自分の健康について、調べたことや体験したことを書きます。

UCP1 皮下脂肪の付きやすさがわかる遺伝子

こんにちは、玄米おにぎりです。

 

今日はUCP1

 

難しい説明はこちら→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpa/24/2/24_81/_pdf

                                    https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/145

 

この遺伝子は、脂質の代謝に関連する遺伝子です。脂肪をエネルギーに変換するときには、ミトコンドリアが活躍しますが、この変換に必要な酵素タンパク質のファミリーがUCPと呼ばれ、UCP1はそのうちの1つをコードする遺伝子です。

この遺伝子の潜性型として持つ人は日本人の約2割弱と言われ、脂肪をエネルギーに変えることが少し苦手な遺伝子型で、皮下脂肪がつきやすい傾向にあります。

 

この遺伝子を顕性型ホモで持つ場合には脂肪を効率よくエネルギーに変えることができるため、寒い地域には顕性型をホモで持つ人が多く、熱い地域では潜性型の発現割合が高くなる傾向にあります。

潜性型の遺伝子型を持つ人は一度冷えてしまうと温まりにくいといった冷え性の特徴がありますので、身体をなるべく冷やさないようにすること、ダイエットの観点では、脂質の摂りすぎに注意することから始めるといいかもしれません。

 

生活上での注意点として、顕性型の人は特に注意点はありませんが、潜性型の方は、脂質をエネルギーに変えることが苦手なため、以下の工夫をするといいと思います。

・エネルギー変換を助けてあげるために毎日少しでも心拍数を上げる運動をすること

・普段の生活でも身体を冷やさないこと

・毎回ですが、揚げ物などの脂肪を抑える食事内容、ベジタブルファースト

 

私は「2」でヘテロタイプでしたので、基礎代謝が顕性型ホモタイプの人に比べて40kcal低い傾向にあります。確かに皮下脂肪をためやすく、冷え性気味でもあるので当てはまっております。。

私のようなタイプは揚げ物を好きなだけ食べても、炭水化物抜きダイエットで痩せましたー みたいな報告はできそうにないです。

自分に合ったやり方を遺伝子レベルで知ってから試行錯誤を始めるのが良いですね!!

 

それではまた明日もよろしくお願いします。