遺伝子ってそもそもなんなのよ?!
こんにちは、玄米おにぎりです。
それぞれの遺伝子の紹介に入っていく前に、そもそも遺伝子って何なの?!ってところを書いていきたいと思います。
遺伝子は生物全体の見た目や体内の働きを決めているものです。
では、遺伝子が働きを決めているとはどういうことか??
遺伝子といえば、最初に想像されるのが、「DNA」だと思われます。
他にもたくさんありますが、今回はざっくりDNAで大丈夫です!
DNAは細胞の中の核という器官に入っています。
かつて中学生の時の生物を思い出してみてください。。
DNAはいろいろな難しいプロセスを経て、「RNA」として核の外に出ていきます。
核の外(細胞質)にはたっくさんの種類のアミノ酸が入っています。
さらにRNAにはA・U・G・Cの4種類があります。その4種類の並びによって、
細胞質にたくさんあるアミノ酸が磁石のように張り付いていきます。
例えば、RNAが GAUであれば、アスパラギン酸というアミノ酸がくっついていきます。
さらにさらにアミノ酸がたくさんくっついていくと、タンパク質になります。
そのタンパク質は普段食べているタンパク質と同じものですが、イメージだけ少し違って、そのタンパク質は「酵素(基質)」と呼ばれる働きをします。
酵素(基質)は自分自身は変化しないけれど、周りにあるものを変化させていくという働きを持っています。
例えば、お酒を飲むと、アルコールは、アルコール脱水素酵素によって、アセトアルデヒドに変化させられます。
つまり!!
長くなりましたが、昨日に記載した
「〇〇の代謝が得意な遺伝子を持ってますよー」
は、
「〇〇を変化させるのが得意な酵素(タンパク質)を作り出すDNAをたくさん持っていますよー」
の略でした。
さてさて、大学時代は農学部だったこともあり、生物の話になると長くて難しく話してしまいますが、次からはそれぞれの遺伝子の特徴を紹介していこうと思います。